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■歌舞伎の発声方法■

1 :成田屋彦左衛門:2005/11/17(木) 11:22:31
歌舞伎の発声法を習得しています。
腹式呼吸の練習方法でなにかいいものがあれば、教えてください。
ところで、今やらされているのですが、低い声で「おぅ、おぅ、おぅ、おぅ、」と
おなかのそこから発声しているのですが、
そういう発声を使っている場面ってどの歌舞伎のどの部分が参考になりますか?

2 :重要無名文化財:2005/11/17(木) 14:20:46
素直に腹帯を締めて義太夫をやっていくのが一番でしょう。

歌舞伎の名優・成駒屋(中村翫右衛門)の著書『演技自伝』より。

「座の基本訓練を見ますと、声楽・洋舞は後年で、前半の大半は、謡・義太夫を発声の、基本とし、日本舞踊を肉体訓練の基本としていました。
昔は歌舞伎の発声の基礎は義太夫でありました。人によっては後年は清元、あるいは長唄による俳優もありました。
義太夫の発声は詞を主とし、腹へ力を入れ、のどを開き、アゴと唇を絞って、俗にカイコといって歯切れ、開口に努力し、肩を使って呼吸の使い方を研究し、横隔膜の働きを助けます。何丈という腹巻をかたくしめて、腹の力のより所としています。
注意して見ると上手な太夫のアゴと唇は分厚く発達しています。したがって、アゴを使い唇に力を集めますので口の開きはもっぱら横に開くのが多いようです。
このアゴと唇が発達することは、自然に日常話している発声からみますと、極度の緊張をアゴと唇に集中して鼻孔を活躍させ同時に向う声が通るという事を中心としています。」

「義太夫の発声は腹へ力を入れ、腹が強いということが相当評価されています。名人が語っているうちに力がこもって腹帯を切つたという伝説が残っているほどです。
しかしその体勢も坐ったままで、何丈かの腹帯を巻き、腰の下へ小さい台をおき、ぐっと力の入れられる姿勢なのです。立っていたらああはいきません。」

「「腹へ力を入れろ」というシステムは義太夫とともに、時代物を得意とする演技者に多いようです。しかしそう腹へ力を入れていたらそこへ緊張が出て、自由な演技の妨げとなります。
自然の日常会話の時でも、試しに腹へ手をあてて見れぱ、自然であるほど、腹はふくれています。決して腹をへこめての日常会話は永つづきしません。」

「現在われわれの年輩、またそれ以後の歌舞伎俳優は、まったく正当な発声の訓練はやっていません。
私はもちろんのこと、若い人はだいたい胸をしめてしぼり出す発声で自分の耳には快くひびきますが通りが悪く、非常に無理な発声が多いようです。」

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