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【一人上手?】家は戦場【妄想上等!】Part2

1 :名無し迷彩:2006/09/11(月) 18:52:43
お座敷から派生したスレです。妄想に特化し
家の中を戦場、果ては悪党の取引現場にしてシューティング!
でも一人じゃないぜっモニターの向こうには中尉に大尉、本部長がっ!
そして違う場で戦う仲間がいるっw
双方向妄想の熱い戦い。馬鹿丸出しっていうなっやると楽しいんだ、
保証するw

312 :ワタギ ◆CCPN63vrlQ :2006/11/20(月) 21:55:59
その街では一際高いビル、大パノラマを望むそのホールで、スーツを着込んだ者達が前方に向かって
座っていた。
「それでは初めてくれたまえ」
言われた白髪の男は壇上へと歩を進め、スーツ達全員の視線を浴びてそこへ立った。
「これより、第36回ミルズ製薬株主総会を始めます」
男は第一声ののち続けて、
「我々ミルズ製薬は、モーリス輸送と吸収合併いたします。これにより、我々の製品を安価なコストで海外の
ユーザーへと送り届けることが可能となります。また、個々の家々へと医薬品を配達するなどのサービスも
視野に入れております」

詰め掛けたマスコミと株主に衝撃が走った。薬品業界で最大のシェアを誇るミルズ製薬が、海外への運輸業を
事実上支配していたモーリス輸送と手を結んだのだ。
そのニュースは即、世界中に発信され、世界最大の企業、ミルズ・グループの誕生を知らせた。

313 :ワタギ ◆CCPN63vrlQ :2006/11/20(月) 21:57:04
その夜、日付は変わった頃。だが街の熱気は冷めやらず、いたるところのネオンが赤々と燃えていた。
同じビルの最上階、展望レストラン。ここはミルズとモーリスの社員によって貸切となっていた。
全員がスーツかドレスを身にまとい、それは華やかなパーティーだった。
隅に目立つ一団がいる。
小柄な男、緑色の髪にケバケバしい化粧をした女、図体のでかい男。
その中で一番小さい男は言う。
「ケッヘヘ!俺らも昇進したなァ!殺しのペイがこれから倍額だとよ!」
「大きな声出すんじゃないよ。マルコ」と緑髪の女。
「心配する必要は無い。レン。ここにいる者は全員同じ同業者だからな」と巨漢。

「そういえばこの場の空気は何やら違うね。全員が血と火薬の匂いを隠しているような。まあ、あたし達も
上手く隠しているかは微妙さね」
「ケッ!ガブリエル。お前よりも強そうな奴いるかァ?」
ガブリエルと呼ばれた巨漢はフム、と目を伏せて、
「まずまずだな」

314 :ワタギ ◆CCPN63vrlQ :2006/11/20(月) 21:58:11
「ケヘッ!真打の登場だなッ」
ドアが開かれ、白いタキシードを着込んだ男が一組の男女を連れて入ってくる。先ほど株主総会で演説したあの
白髪の男だった。
その男はまた全員の注目を集め、マイクを取った。
「全員聞いてくれ。ここに集まってもらった者には大事な仕事をしてもらう。この写真を見てほしい」
モニターに大きく2枚の写真が映し出される。
そこには、日本人の男と、白人女の顔が映っていた。どちらもまだ若い。

「こいつらは知ってのとおり、先代のグラント社長を暗殺し、我々ミルズの裏帳簿を持って姿をくらました。
行方はもう知れている。そこにお前ら全員で押しかけ、この日本人は殺し、白人女は生け捕りにして来い」
男が言い終わると、またガヤガヤと騒がしくなった。そして先ほどの3人に近寄ってくる。

「アンタがスミスかァ?ケッ!上モンの服着てんなァ!」
スミスは3人を一層し、
「お前らがモーリスのアサシンか?」
「ケハッ?俺らはそんな呼び方はしねぇ。そうだな、『始末屋』って呼ばれてるぜ」
「どうでもいい。お前らには早速ジョブの話をさせてもらう。あの写真は見たな?」
3人揃って頷く。
「日本人に……黒髪の白人女か」
「良い仕事よね。あたしはあの男、好みかな。殺すのは勿体ない」とレンという女。
「しかしミスタ・スミス。なぜ女の方は殺さない?」
「ケハ。そうだぜ。こんなガキみてぇな女に情が湧いてるな―」

315 :ワタギ ◆CCPN63vrlQ :2006/11/20(月) 21:59:07
スミスの腕が伸び、マルコと呼ばれた男に掴みかかる。彼の腕を捻り上げ、テーブルに突き倒した。
「いいか良く聞けちび助。お前は俺の触れてはならないところに触れた。特にマカロニ野郎のお前に言われると
虫唾が走る。肝に銘じておけ。解ったならイエス・ミスタ・スミスと言うんだ」

「ケヘヘッ!ちょっと待てよ。クール。クールにいこうや。でないとあんたのその白い髪の毛がハゲちまう……ぜェ!」
マルコの袖から勢い良く銃が飛び出す。しかしそれをスミスの後ろにいた女が見逃さなかった。
バン!
マルコの頭が仰け反り、脳天からシェイクが噴出す。
「……」
しかし場は悲鳴も出さずいたって冷静だった。
スミスは女に振り向き、
「助かったよクィーン。しかし私のタキシードが汚れた」
「ソーリー。ミスタ・スミス」とクィーンと呼ばれた女は言う。

「着替えてくる。ポーン。後を頼んだ」アルマーニのスーツを着こなした男に言う。
「いやぁヒヤヒヤしました。一触即発になるかと思いましたが、モーリスも良い教育をされてますね」とポーン。
「頭数は減ってしまいましたが、お二方はこの仕事、受けてくださいますか?」

「当然さね。マルコのヘマはマルコの責任だからね。あたしはあの男に会いたいな」
ガブリエルも同意する。
「よろしいです。居場所などの詳細は後日報告いたします。今日はこれまでで、後は楽しいパーティーをお楽しみください。
しかしこの死体、どうしましょうかね」

つづく

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