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【一人上手?】家は戦場【妄想上等!】

161 :ワタギ ◆CCPN63vrlQ :2006/07/17(月) 22:44:13
>>131の続き

「落ち着け。撃たないでくれよ?」 俺は男に銃を向けたままだ。
「こんなところで話すのもどうかと思う。外に出ないかワタギ。それにこんな家の中から何発も
銃声がしたら、警察が来るのも時間の問題だ。君はたしか夕方のニュースに出てたな。
また注目されることになってもいいのかな?」
「あんたが先に殺したんだ!」
俺はヤマモトのことを思い出し、銃を向けている優勢さも手伝ってか、声を荒げた。

「そうだ私は、正しくは私の部下が君の友人を殺した。彼がどれほど重要な存在かは知らないが、
君と交渉するには邪魔な存在だった。だから致し方の無いことだったのだよ」
俺は口をガクガクを震わせて、目から涙をこぼした。
「友を失って悲しいか?私もたった今、部下を3人も失った。私と君は同じ境遇じゃないか。
どうだ、その銃を下ろしてくれたら私達はもう君を殺さないと約束しよう。どうだね?」

男の声のトーンが急にやさしくなった。だがこいつは俺の敵だ。そういう図式は最初から分かっていた。
……が、非日常的な時ほど相手の術中にはまり易いもので……。
「俺は……熱いシャワーを浴びて、きれいなシーツを掛けられたベッドで、ぐっすり寝たい」
「そうか。だが君のアパートは既に警察に荒らされたあとだ。良ければ、少なくとも今夜は私の
所で眠るといい。うまい夕食も用意してやるぞ」

俺は涙で顔をベタベタにして、しゃっくりを上げながらうなずいた。
俺は男の部下が運転する車の中で、頭をガラスにもたれながら意気消沈していた。
「銃は君が持っていてもいい」と男が言ったのは意外だった。

「場所を知られたくない。だから外はあまり見ないでくれるか。目隠しをされるのはいやだろう?」
「ああそうかい」

走って数分ほどで、俺は徐々に冷静さを取り戻し始めた。
『もう撃たない』と奴は言ったが、はたして本当だろうか。3人の部下が俺目掛け散々銃を
撃っといた直後にそれはないだろう。この男が仮に銃を持ってないとして、目の前の運転手は?
助手席に居る屈強な男は?

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