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【一人上手?】家は戦場【妄想上等!】

1 :名無し迷彩:2006/07/01(土) 00:25:39
お座敷から派生したスレです。妄想に特化し
家の中を戦場、果ては悪党の取引現場にしてシューティング!
でも一人じゃないぜっモニターの向こうには中尉に大尉、本部長がっ!
そして違う場で戦う仲間がいるっw
双方向妄想の熱い戦い。馬鹿丸出しっていうなっやると楽しいんだ、
保証するw

128 :108 ◆CCPN63vrlQ :2006/07/16(日) 22:21:17
>>110の続き。

酷い自体に陥ってしまった。俺は女が逃げた方向と同じ道を歩いていた。
先ほど遠目からアパートを見てみたが、大勢の警察と野次馬の人だかりが出来ていた。
中年夫婦は、俺があの死体の男を殺したと思っているだろう。

だが俺は誓って無実だ。裏付けだって考えればいくらでもできる。
不幸が重ならなければ俺と男はアカの他人だし、また弾丸とライフリングも一致しないと思う。

―しかし一方でこうも思う。
もしこの件で裁判になった時、俺は正確に証言できるか?ここアメリカに来てから2年、英語を完璧に
マスターしたわけではないし、アメリカの法律を人並みに知っているわけでもない。

ここまで来ると、余計な疑心暗鬼が湧き出てくる。
あの夫婦はそういえば先日、俺の部屋から騒音が聞こえると苦情を言ってきた。
「あの日本人、ちょっとおかしかったのよ。深夜に得体の知れない音楽を大音量で流して。
薬物でもやってるのかしら」

と軽く付け加えれば俺の事は何倍も強く印象に残るだろう。俺はアニソン聞いてただけなんだけどね。

129 :108 ◆CCPN63vrlQ :2006/07/16(日) 22:22:10
日が落ちて肌寒くなってきた。アメリカは気温の変化が激しい。そういえばさっきから脇腹が痛い。
先の銃撃戦で横っ飛びした時に痛打したんだと思う。 アクションヒーローのようには行かない。

ああ、どこかに泊まりたい……。 そういえば、この近くに同じ大学のヤマモトがいる家があったはずだ。
最近再会したわけだが、あいつは小中学生時代の俺を良く知っているし、訳を話せば信じてくれるはずだ。
神であるヤマモトにすがり付くような気分だ。家に着くと、窓から灯りが漏れている。

「ぅお!?有名人が来てくれるとはな!」 軽口を叩いてヤマモトは出迎えてくれた。
「お前のこと、ニュースでやってるぜ。散々だったな。ワタギ。」
ワタギとは俺の苗字だ。
「信じてくれるのか?ヤマモト」
「当たり前だろ。お前が人殺すなんてできるワケねぇし、物取りするほど貧乏でもないしなお前は」

「そうだよな……ていうか普通そう思うよな〜ヤマモト」
ここで俺の緊張の糸が切れた。俺は溜息をつくとソファの上にふんぞり返った。
こういう極限状態での友人の存在は本当にありがたい。

「ニュースもヘンテコな事言ってたぜ。『日本人留学生銃を乱射、薬物乱用の可能性も』だってよ」

……やっぱり言ったのかあの夫婦。

130 :108 ◆CCPN63vrlQ :2006/07/16(日) 22:22:55
ヤマモトの家でUSPのマガジンに予備の弾を込めていた時、ヤマモトが「これが犯行に使われた銃ですか」と
結構ブラックな台詞を吐いた。

「本当に殺されそうになったんだぜ。俺の華麗な銃の舞いが無ければ死んでたなありゃあ」
一応本当の事を言っておいた。

「しかしワタギ、お前このまま警察から逃げていたら、本当に犯罪者だぜ」
「分かってる。さっきまではビビってたけど、こっちから電話すれば良いんだよ。
警察から迎えに来てもらった後に、落ち着いて証言すればいい」

そう雑談していると、不意に玄関のチャイムがなった。
「警察です」

「警察!?ヤマモト、お前……」 「俺は何もしてねぇよ!」
俺が家に入るのを見た誰かが通報したのだろうか。仕方ない、素直にお縄になるか。
ヤマモトが玄関のドアを開けたとき―

ドン!

ヤマモトの後姿が血に染まった。
ヤマモトは腹を押さえ、俺に向かって何かボソボソしゃべった後にドサリと崩れ落ちた。
「ヤマモト!」 目の前には黒服の男数人が立っていた。警察ではない……!
俺はとっさにUSPを掴み、奥の階段を駆け上がった。

131 :108 ◆CCPN63vrlQ :2006/07/16(日) 22:23:33
またもや『殺し』を見たことになる。しかも『見知らぬ男』ではない。俺の知っている人間、
さっきまでくだらないことでゲラゲラ笑いあっていた人間……!

胸の中に泥水を流し込まれた感覚だった。目の前がなぜかボヤけて見えるがそれはお構いなしに、
僅かに記憶しているこの家の間取りを頼りに、無我夢中で一つの部屋にたどり着いた。

目的はウォークインクローゼット。人一人が一方通行で通れるくらいの扉を開けると、幅はドアよりもやや長い
通路の両脇に、冬物の洋服がぎっしりとかけられていた。
俺は扉を閉め、壁の上方に取り付けられた長い棚の上に、極力音を立てずに飛び乗った。
そこで俺は息を潜める。完璧に姿をくらましたわけではないので、上がってきた
男たちがクローゼットの前で歩を止めた。

ドン!ドン!ドン!
男が扉めがけて発砲する。次々と穴が開くが、俺の居る場所は扉よりも横に奥まった位置にあるので当たらない。

やがて発砲が治まり、一人の男が扉をゆっくりと開ける―
いまだ!
俺は棚から飛び降り、男めがけてUSPのトリガーを2回引いた。被弾した男は崩れ落ちそうになるが、俺がその
図体を受け止める。
残り2人の男たちが構わず俺目がけ発砲するが、今抱き上げてるこの男が弾を全て受け止めてくれた。
いわば盾にした状態だ。このクローゼットは一人分の幅しかないので、横から撃たれる心配は無い。
俺はUSPをスッと突き出し、続けて発砲した。 男2人が崩れ落ちたのを最後に辺りは静寂に包まれた。

「終わった……のか?」 ハチの巣になった男を下ろし、クローゼットから顔を出して辺りを伺う。
しかし、階段からまた足音が聞こえてきた。 俺はすかさず銃を向ける。

「まて!撃つな」 また聞きなれない声だ。声の主は40台前半位の白人の男。両手を挙げていた。

「ワタギ、キミの活躍を見ているのは楽しいが、私の部下を何人も失いたくは無いのでね。一つ話を聞いてくれないか」

つづく

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